水害被害を逃れた球磨焼酎 販売開始

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文蔵旭(球磨焼酎)/出典:OVO

 熊本の集中豪雨により多くの焼酎蔵が被災したが、奇跡的に難を逃れ、できたばかりの原酒も全て無事だった焼酎蔵がある。それが木下醸造所である。同社が作り上げた球磨焼酎の原酒「文蔵旭」の販売が始まった。売上の一部は、支援金として球磨焼酎酒造組合へ寄付される。

 球磨焼酎は、国産米のみを原料とし、球磨地方の地下水で仕込んだもろみを球磨地方で蒸留し瓶詰したものである。「文蔵旭』」の原料は、古くから栽培されていた掛け合わせの無い原種米「旭一号」だ。昔ながらの造り方で発酵・熟成を行っており、丸1年熟成させたものである。

価格は、720ml・25度が2,500円、42度の原酒は3,500円。復興支援セットとして「25度2本セット8,000円」、「25度1本と42度原酒1本セット1万円」も販売する(いずれも税込み価格)。

 球磨川流域は今回の豪雨により大きな被害を受けた地域の一つだが、そうした地域から復興の一助ともなる商品が販売・流通することを嬉しく思うとともに、住民生活は復旧作業で大変な状況にあるところ、頭が下がる思いである。

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