養殖魚価格暴落 買い手にはチャンス?

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養殖棚の風景/出典:熊本放送

新型コロナウイルスによる自粛ムードや長雨、猛暑により食材の売れ行きにも悪影響がでている。連日、野菜価格が高騰しているとの報道があるが、これ以外にも養殖された魚が売れず、行き場を失っているという。

熊本県海水養殖漁業協同組合栖本事業所の緒方利豪所長は「緊急事態宣言中は国内、輸出も含めて出荷量が3分の1程度まで落ち込んだ。解除後は多少戻りはしたものの、相場が養殖産業自体が成り立たないぐらいの価格暴落といった状況になっている」などと言及。

需要と供給のバランスが崩れた状況はまだ続いており、出荷待ちの魚の餌代がかさむばかりか、出荷ができないとイケスが空かず、次の稚魚を育てられない。そのため、今後、魚を安定して出荷できるか養殖業者も頭を抱えている。

養殖魚の販売不振を受け、大手寿司チェーン店が大量購入したり、漁協がオンラインショップを開設している事例もみられるが、全国で見れば取り組みはまだまだということであろう。養殖事業だけでなく、強いては魚の安定供給を守るため、全国的に養殖魚の消費量を増やすようなキャンペーンや政策を打つことも必要と思われる。他方、一般消費者も「お求めやすいお値段」で養殖魚が販売されている可能性があるので、スーパーなどで見かけたら購入を検討してみてはと思う。

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